@article{oai:sanotan.repo.nii.ac.jp:00000173, author = {Roy Neil Connolly}, issue = {32}, journal = {佐野日本大学短期大学 研究紀要, Sanonihon university college bulletin}, month = {Mar}, note = {Graded Reader を利用した英語の多読は、学習者に彼等のレベルを上回る高い自主性と内容 を与え、且つ、学習者が深く幅広く英語に触れることを可能にしている。これまで、一般的に は多読を行う際に学習者に与えられる自由が、読む事への積極性や関心を高めるとされてきた。 確かに、この説は集中した状態で行われる読解の過程においては真実と言えるだろう。しかし、 他の多様な条件における読解についても同じことが言えるだろうか。たとえば個人の学習者が 自由に読解素材を選択した場合、より自由度の低い複数の学習者が共同で選んだ読解素材を使 うよりも、読む事への積極性や関心が高いということが必ずしも言えるのだろうか。  本研究はGraded Reader の読解における読解への積極性や関心について、自己報告調査を収 集したものである。自己報告調査は被験者が「読解素材を選択する」「読解」「グループディス カッション」という各学習段階を終えた時点で行われた。また本研究では、個々が自由に読解 素材を選択した場合と、複数の被験者がグループで1 冊の本を選択した場合と、2 つのケース で同じ調査を行うことで両者を比較している。その結果、本研究は、読解素材を学習者に自由 に選択させることが、ただ単純に学習者の読解への積極性や関心を高めるという結果には繋が らないという事を結論づけている。}, pages = {111--120}, title = {The effect of choice on engagement in extensive reading}, year = {2021}, yomi = {ロイ・コノリー} }